日本の競馬界をリードする社台スタリオンステーション。
オルフェーヴルやキタサンブラックなど一流の種牡馬がここで繋養されおり、その優れた血統を次世代へと受け継いでいます。
社台スタリオンステーションは、「社台スタリオンステーション放牧見学会」という期間限定のイベントで一般見学を2023年10月1日から11月20日まで再開。
しかし、現在は残念ながらチケットは完売となっています。
本記事では、「社台スタリオンステーション放牧見学会」についての情報をまとめています。
また、参考程度に留める内容となりますが、コロナ渦前の2019年に社台スタリオンステーションを訪れた際の体験もご紹介。
過去に健在だった2016年と2017年のディープインパクトの写真もお楽しみください。
社台スタリオンステーションへのアクセス
所在地 | 北海道勇払郡安平町早来源武275 |
新千歳空港から社台スタリオンステーションまでは、車で30分ほどで到着できます。
新千歳空港の周辺はねずみ取りに十分気を付けて。
【2023年】社台スタリオンステーションの種牡馬と主な勝ち鞍
馬名 | 主な勝鞍 |
---|---|
アドマイヤマーズ | ・2019年 NHKマイルC G-1 ・2019年 香港マイル G-1 ・2018年 朝日杯フューチュリティS G-1 |
エピファネイア | ・2014年 ジャパンC G-1 ・2013年 菊花賞 G-1 |
オルフェーヴル | ・2013年 有馬記念 G-1 ・2012年 宝塚記念 G-1 ・2011年 有馬記念 G-1 ・2011年 菊花賞 G-1 ・2011年 日本ダービー G-1 ・2011年 皐月賞 G-1 |
キタサンブラック | ・2017年 有馬記念 G-1 ・2017年 天皇賞(秋) G-1 ・2017年 天皇賞(春) G-1 ・2017年 大阪杯 G-1 ・2016年 ジャパンC G-1 ・2016年 天皇賞(春) G-1 ・2015年 菊花賞 G-1 |
コントレイル | ・2021年 ジャパンC G-1 ・2020年 菊花賞 G-1 ・2020年 日本ダービー G-1 ・2020年 皐月賞 G-1 ・2019年 ホープフルS G-1 |
サトノダイヤモンド | ・2016年 有馬記念 G-1 ・2016年 菊花賞 G-1 |
サートゥルナーリア | ・2019年 皐月賞 G-1 ・2018年 ホープフルS G-1 |
スワーヴリチャード | ・2019年 ジャパンC G-1 ・2018年 大阪杯 G-1 |
ダノンキングリー | ・2021年 安田記念 G-1 |
ドレフォン(USA) | ・2017年 フォアゴーS G-1 ・2016年 BCスプリント G-1 ・2016年 キングズビショップS G-1 |
ニューイヤーズデイ(USA) | ・2013年 BCジュヴェナイル G-1 |
ブリックスアンドモルタル(USA) | ・2019年 BCターフ G-1 ・2019年 アーリントンミリオンS G-1 ・2019年 ターフクラシックS G-1 ・2019年 ペガサスワールドCターフ招待S G-1 ・2019年 マンハッタンS G-1 |
ポエティックフレア(IRE) | ・2021年 英2000ギニー G-1 ・2021年 セントジェイムズパレスS G-1 |
ミッキーアイル | ・2016年 マイルCS G-1 ・2014年 NHKマイルC G-1 |
リアルスティール | ・2016年 ドバイターフ G-1 |
ルーラーシップ | ・2012年 香港Qエリザベス二世C G-1 |
ロードカナロア | ・2013年 安田記念 G-1 ・2013年 スプリンターズS G-1 ・2013年 高松宮記念 G-1 ・2013年 香港スプリント G-1 ・2012年 スプリンターズS G-1 ・2012年 香港スプリント G-1 |
イスラボニータ | ・2014年 皐月賞 G-1 |
エフフォーリア | ・2021年 有馬記念 G-1 ・2021年 天皇賞(秋) G-1 ・2021年 皐月賞 G-1 |
キズナ | ・2013年 日本ダービー G-1 |
クリソベリル | ・2019年 チャンピオンズC G-1 |
サトノクラウン | ・2017年 宝塚記念 G-1 ・2016年 香港ヴァーズ G-1 |
サリオス | ・2019年 朝日杯フューチュリティS G-1 |
シスキン(USA) | ・2020年 愛2000ギニー G-1 ・2019年 フィーニクスS G-1 |
ダイワメジャー | ・2007年 安田記念 G1 ・2007年 マイルCS G-1 ・2006年 マイルCS G-1 ・2006年 天皇賞(秋) G-1 ・2004年 皐月賞 G-1 |
ドリームジャーニー | ・2009年 有馬記念 G-1 ・2009年 宝塚記念 G-1 ・2006年 朝日杯フューチュリティS G-1 |
ナダル(USA) | ・2020年 アーカンソーダービー G-1 |
ハービンジャー(GB) | ・2010年 Kジョージ六世&QエリザベスS G-1 |
ホットロッドチャーリー(USA) | ・2021年 ペンシルヴァニアダービー G-1 |
マインドユアビスケッツ(USA) | ・2018年 ドバイゴールデンシャヒーン G-1 ・2017年 ドバイゴールデンシャヒーン G-1 ・2016年 マリブS G-1 |
モーリス | ・2016年 チャンピオンズマイル G-1 ・2016年 香港カップ G-1 ・2016年 天皇賞(秋) G-1 ・2015年 安田記念 G-1 ・2015年 マイルCS G-1 ・2015年 香港マイル G-1 |
ルヴァンスレーヴ | ・2018年 チャンピオンズC G-1 |
レイデオロ | ・2018年 天皇賞(秋) G-1 ・2017年 日本ダービー G-1 |
2023年現在、社台スタリオンステーションでは、33頭の種牡馬が繋養されています。
2023年の放牧展示予定の馬
- サートゥルナーリア
- サトノクラウン
- サトノダイヤモンド
- ドレフォン
- ハービンジャー
- リアルスティール
- ルーラーシップ
- レイデオロ
当日の展示馬は牧場の都合によって当日決まります。
社台スタリオンステーションの見学期間10月1日~11月20日
2023年度の社台スタリオンステーションの見学期間は、10月1日から11月20日までとなっています。
毎年のスケジュールは変動します。
社台スタリオンステーションの見学時間10時45分~11時45分
2023年度の社台スタリオンステーションの見学時間は、10時45分から11時45分までとなっています。
駐車場は10時30分に開場します。
社台スタリオンステーションを見学するには
社台スタリオンステーションの放牧見学会は、アソビュー!から申し込みが必要です。
自車プラン | シャトルバスプラン |
---|---|
【料金】1組 2,000円 | 【料金】1人 1,500円 (小学生以下は無料) |
・1グループ車1台のみ、最大10名 | ・ひとり1枚のチケットを購入 |
・1日25組まで | ・1日40人まで |
・1グループ1枚のチケットを購入 | ・人数分のチケットを購入 |
別途、ノーザンホースパークの入場料が必要ですので、「ノーザンホースパーク 入場チケット」をアソビュー!から購入する必要があります。
当日の受付けは10時30分までにパラッツォ・ベガ ポニー館へ
放牧見学会に参加するには、当日の10:30までにノーザンホースパークのパラッツォ・ベガ ポニー館でQRコードを提示する必要があります。
受付時に「イベント参加証」を受け取りますので、大切に保管しましょう。この証明書がないと、放牧見学会に参加できませんので、注意してください。
受付け後、社台スタリオンステーションへ移動
- 自車ブランの方は各自で移動
- シャトルバスプランの方はノーザンホースパークでシャトルバスに乗車
社台スタリオンステーションを見学する際の注意事項
まず、以下に記載している記事内容に目を通していることを前提に、社台スタリオンステーションの見学についての注意点を掲載しています。
社台スタリオンステーションを見学する際の注意事項やマナーは以下の通りです。
【社台スタリオンステーション見学の際の注意事項】
- 大きな声は出さない
- 見学エリア以外は立ち入り禁止
- 写真撮影時はフラッシュ禁止
- ゴミは持ち帰る
- 場内での喫煙は禁止
- ライブ配信不可
- ペットの同伴不可
- お供えや馬への差し入れ不可
社台スタリオンステーションでキタサンブラックを見学
社台スタリオンステーションには展示されている馬についての案内板がありますが、実際には放牧予定の馬でも放牧されていないことがよくあります。
この日、キタサンブラックは予定通りに展示されていました。
社台スタリオンステーションは二十柵になっているため、見学者と馬の距離がかなり離れています。
馬が柵の手前まで来てくれることもありますが、柵の奥の方でじっとしている場合もよくあります。
この場合、「あー、あれがキタサンブラックかー。へえ…」これで終了。
柵の手前まで来てくれない場合は、「放牧地に点在している馬たちの風景を楽しむだけ」という状態になるので、社台スタリオンステーションへ見学に行く際は双眼鏡を持参することを強くおすすめします。
例としてイスラボニータを見学
中心からやや右寄りにいる豆粒みたいなのがイスラボニータです。
このように、ただの牧場風景を眺めることになります。
ですので、見学が再開された際には双眼鏡の持参を激しくおすすめします。
番外編:ディープインパクト
こちらは、2017年9月に社台スタリオンステーションへ見学に訪れた際のディープインパクト。
いつもディープインパクトは、放牧地の奥の方の日陰でじっとしていることが多かったのですが、この日は運よく柵の手前まで歩み寄ってきてくれました。
また、おまけにカメラ目線まで。
タテガミが風になびいてキラキラ輝いていて、ものすごく神々しい姿でした。
この小さな馬体のどこに、あんなパワーが秘められていたのか…本当に不思議です。
こちらは、2016年に社台スタリオンステーションへ見学に訪れた際のディープインパクト。
この日は暑い7月の日だったため、放牧での展示は無しでした。
しかし、5分間だけですが、スタッフの方が見学者の目の前までディープインパクトを見学者の前まで曳いてきてくくださいました。
初めてディープインパクトを近距離で見学させてもらった際、佇まいや雰囲気、オーラのような不思議なもの…とにかく何かすごいものを放っていました。
トウカイテイオーのお墓
いつ訪れても、トウカイテイオーのお墓にはたくさんのお供え物があります。
最後に
「社台スタリオンステーション放牧見学会」のチケットは早期の段階で完売となっており、キャンセル待ちもできないようです。
2023年度の放牧見学会のチケットは、販売が9月18日から開始されていましたので、2024年度の見学会に参加を考える方は、約2週間前からこまめにチェックしておくことをおすすめします。